住宅ローンの事前審査は、家を買う前に、借りられるかを確かめる手続きです。ただ、結果が出るまでの日数は、金融機関で大きく違います。結果そのものも、分かれることがあります。
この記事は、福岡県で中古戸建てを検討している運営者が、事前審査に複数の貸し手へ申し込んだ体験の記録です。購入した実績はありません。審査の途中で、分かったことと迷ったことを、順に書きます。
先に結論を言うと、1社の結果だけで、借りられるかどうかは決められませんでした。日数は3日から1か月ほどまで開き、結果も分かれました。
この記事でわかること
- 事前審査に3つの貸し手へ申し込んだ体験と、日数・結果の違い
- 事前審査の期間・必要書類・複数申込の、公的な情報
- 通らなかったときに、まず見直す点
運営者は、福岡県に住み、中古住宅(中古+改修)を検討している個人です。購入した実績や、FP・金融機関の資格はありません。体験は、個人が特定されないよう、時期・金額・金融機関名を丸めて書いています。詳しくは運営者情報に書いています。
結論:1社の結果で、決めない
運営者の体験3つの貸し手に、事前審査を申し込みました。結果は、次のとおりです。
| 貸し手 | 結果が分かるまで | 結果 |
|---|---|---|
| 地方銀行A | 約3日 | 通らなかった |
| 地方銀行B | 1か月前後 | 通らなかった |
| 住宅ローン専業の会社 | 審査中 | 通る見込み(試算) |
金融機関名・時期は、個人が特定されないよう省いています。
同じ家計でも、貸し手によって、日数と結果が分かれました。1社の結果で、あきらめるか決めるのは、早いと感じました。
この記事の数字の出どころ(3つに分けて載せます)
| 区分 | 意味 | この記事での例 |
|---|---|---|
| 公的・一次情報 | 国や公的機関、金融機関が公表している情報。出典と確認日を付けます | 審査の期間・書類・信用情報の記録期間 |
| 運営者の体験 | 運営者自身の体験。匿名化し、金額は丸めます | 3つの貸し手への申込と、結果 |
| 架空の家計例 | 条件を決めて作った計算例。実在の世帯ではありません | この記事では使っていません |
体験は、実際にあったことに限りました。体験にないことは書いていません。審査に通らなかった理由は、この記事には載せません。
事前審査とは:公的な情報で確かめる
公的・一次情報事前審査は、申込者の信用情報や返済能力を、少ない情報から短期間で判断する審査です。本審査では、銀行や保証会社が、書類をもとに詳しく調べます。物件の担保評価も見られます。出典は、みずほ銀行の住宅ローン審査の案内です(確認日:2026年10月5日)。
| 項目 | 目安(同じ案内より) |
|---|---|
| 事前審査の期間 | 早ければ即日、遅くても1週間 |
| 本審査の期間 | 1〜2週間 |
| 全体の期間 | 最低1か月 |
| 必要書類 | 本人確認書類・収入証明書類・物件の確認書類 |
金融機関により異なります。給与所得者の収入証明は、源泉徴収票が目安です。
事前審査に通っても、本審査で通らないことがあります。事前審査の結果は、購入の約束ではありません。目安として受け取る必要があります。
体験1:約3日で、通らなかった
運営者の体験最初に、地方銀行Aへ申し込みました。結果が分かったのは、約3日後です。通らなかったという連絡でした。
日数は、案内の目安(即日〜1週間)に収まっています。早く分かる良さはありました。一方で、理由は分からないまま、次の手を考える必要がありました。
このとき、「ほかの貸し手でも、同じ結果になるのか」と考えました。同じ家計でも、貸し手ごとに基準が違うと聞いていたため、まだ決めつけないことにしました。
体験2:1か月前後かかって、通らなかった
運営者の体験ほぼ同じ時期に、地方銀行Bにも申し込みました。こちらは、結果が分かるまで1か月前後かかりました。結果は、通らなかった、というものです。
案内の目安(遅くても1週間)より、かなり長くなりました。待つあいだは、物件の話を進めにくく、落ち着かない時間でした。
日数は、貸し手や混み具合で、大きく変わることがあります。物件の申込の期限がある場合は、結果を待つ時間も、考えに入れておく必要があります。
体験3:別の貸し手に申し込み、審査中
運営者の体験2行で通らなかったあと、住宅ローン専業の会社にも申し込みました。夫婦で話し合い、不動産会社の担当者を通して、審査を続けることにしました。
試算では、借入は1,400万円前後で、通る見込みでした。そのあと、個人情報の取り扱いなどの重要事項に同意して、審査中です(2026年10月上旬)。
見込みは、決定ではありません。結果が出るまでは、購入の判断を、確定させないようにしています。
複数の貸し手に申し込むときの注意
公的・一次情報金融機関が信用情報を照会した事実は、「申込情報」として、CICに登録されます。登録期間は、照会日から6か月です。出典は、CIC「CICが保有する信用情報」です(確認日:2026年10月5日)。
公的・一次情報みずほ銀行の案内では、審査基準が金融機関ごとに違うため、3〜4社への申込を検討できるとされています。書類の準備は増えますが、本審査も進めやすくなる、という説明です。
他社が、申込情報をどう見るかは、CICのページでは確認できませんでした。この記事では、審査への影響があるとも、ないとも書きません。気になる場合は、各金融機関に確かめてください。
運営者の体験運営者は、申込の件数を絞らず、並行して申し込みました。結果が分かれたため、結果的には、並行して出して良かったと感じています。
通らなかったときに、まず見直す点
通らなかった理由は、貸し手から詳しく教えてもらえないことがあります。そのため、自分で、条件を動かして考えます。
- 借入額:希望の額を、下げられないか
- 返済期間:期間を変えると、毎月の返済は、どう変わるか
- 頭金:自己資金を増やせるか
- 物件:価格や、築年数を見直せないか
- 貸し手:基準の違う、別の貸し手に申し込めないか
借入額と年収の関係は年収の何倍までの記事に、頭金の考え方は頭金の記事にあります。期間の違いは、住宅ローン40年の記事で整理しました。
通らないことは、買えないという意味とは限りません。ただ、無理に借りられる額を探すと、返済が苦しくなります。月に払える額から、考えてください。
申込の前に、準備しておくこと
- 本人確認書類・収入証明書類(源泉徴収票など)の用意
- ほかの借入(ローン・分割払い)の残高の確認
- 気になる物件の資料(価格・所在地・築年数)
- 夫婦で、借入額の上限を話し合っておくこと
上の書類は、案内で挙げられているものです。必要なものは、貸し手で違うため、申込の前に確かめてください。
賃貸を続ける、購入を延ばすという選択
事前審査の結果が厳しいときは、買う時期を延ばす選択もあります。賃貸を続ければ、審査の結果にかかわらず、いまの暮らしは続けられます。
運営者は、いまの賃貸に大きな不満がなく、夫婦とも急いでいません。そのため、結果が出なくても、焦らないと決めています。比べ方は、賃貸と持ち家を比べた記事にまとめました。
この記事でできないこと
- 審査に通る方法や、通らない理由を示すこと
- 特定の金融機関をすすめたり、評価したりすること
- 運営者の体験が、ほかの人にも当てはまると言うこと
信用情報の申込情報の登録期間:CIC「CICが保有する信用情報」。
事前審査・本審査の期間と必要書類、複数申込:みずほ銀行の住宅ローン審査の案内。
体験の部分は、運営者が経験した範囲の内容です。時期・金額・金融機関名は、個人が特定されないよう丸めています。審査の基準や日数は、金融機関で変わります。
よくある質問
事前審査には、どれくらいかかりますか?
みずほ銀行の案内では、早ければ即日、遅くても1週間です。運営者の体験では、約3日の貸し手と、1か月前後の貸し手がありました。日数は、貸し手で変わります。
事前審査に通れば、必ず借りられますか?
借りられるとは限りません。本審査で、物件や書類をもとに、詳しく調べられます。事前審査の結果は、目安として受け取ってください。
複数の金融機関に申し込んでもよいですか?
申込自体はできます。審査基準が金融機関で違うので、複数に出す人もいるようです。照会した事実は、CICに6か月間登録されます。影響は、各金融機関に確かめてください。
通らなかった理由は、教えてもらえますか?
理由を詳しく教えてもらえないことがあります。そのため、借入額・期間・頭金・物件を動かして、見直す点を探してください。
事前審査の結果が出る前に、物件を申し込んでもよいですか?
決まりはありません。ただ、結果が出る前に進めると、通らなかったときに困ります。物件の期限と、審査の日数を、先に確かめてください。
運営者は、FPや金融機関の資格を持っていますか?
持っていません。個人が運営しています。個別のローンの審査や、借り方の相談には、お応えできません。数字は、公的情報・運営者の体験・架空の例を分けて表示しています。
まとめ
事前審査は、貸し手で、日数も結果も分かれました。1社の結果で決めず、条件を動かしながら、月に払える額から考えることが大切です。
次にすることは、書類をそろえて、借入額の上限を夫婦で決めることです。数字を入れて確かめるときは、比較ツールを使ってください。


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